【Hip Hop, Crossover / LP】
俺は今ドラムじゃなく太鼓を選んだ。
それには理由がある。俺たちのハートビートだ。太鼓とマイク。さあ何をやる?
HUNGER/舌鼓が待望のVINYL化!数量限定生産200枚!
太鼓に乗せたら面白そう――そんな瞬間的なひらめきをきっかけに始動したHUNGERのセカンド・ソロアルバム。雅楽の音色とともにスタートする本作は、「俺は今、ドラムじゃなく太鼓を選んだ。それには理由がある。俺たちのハートビートだ」と述べられているように、ひらめきは制作とともにモチベーションへと姿を変えたことがうかがえる。規則的なワンループの美学を持つヒップホップとは打って変わり、元来太鼓の持ち味でもある変則的、かつエネルギッシュな打ち込みに呼応するHUNGERのラップは、予想以上に爆ぜまくる。また、和太鼓独特の“間”が活きたトラックだからこそ、HUNGERのフロウも滑らかに律動を刻む。
新型コロナウイルスの影響で、全国津々浦々で開催予定だったお祭りも延期や中止が余儀なくされるなか、新しい祭りの形を提示した本作。「ヒップホップはパーティだ」――そんなヒップホップカルチャーの根底に流れる要素で作り上げられたことも、きっと彼の無意識から生まれた本能の一種。HUNGERが“囚われの向こう”に見つけた回答に、今こそ舌鼓を打ってみたい。
特典: ステッカー2種類 (対一)
ジャケットデザイン 京都を拠点に活動するグラフィックデザイナー三重野龍と、 多くの松竹梅レコーズ作品を手がけてきたErykah、両氏が担当。
ミックス・マスタリング Studio MSRエンジニア 奥田泰次が担当。
プロデュース 和太鼓を軸としたサウンドは ISE2CLUBが全曲プロデュース。
-Track List-
A1. 廻演 / KAIEN
A2. わ道 / WADOU
A3. すぐそこ→あけぼの↑ / AKEBONO
A4. 爆ぜる。/ HAZERU
A5. もがくものたち / MOGAKU MONO TACHI <
B1. アルヒ / Aрхи
B2. 波どっこい。/ SKIT
B3. 分水嶺 / BUNSUIREI
B4.↑祭↑ / MATSURI
B5. 囚われの向こう / TORAWARE NO MUKOU